バイクを運転していて、ヒヤッとする瞬間
ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!;ラオ語でこんにちは!)
店主がヒヤッとする運転の一つは、走行しているバイクの横をスレスレに追い越していく行為です。バイクに乗らないドライバーだと思います。きっと、原付を追い越す感覚なのでしょうね。先日出かけた時にも遭遇したので、動画を上げてみました。
店主の右側を追い越す2台の自動車は問題ありません。その後追い越していく3台目の自動車です。動画を観る限りではウィンカーを出している様子もありません。
そうですよね。多分ドライバーの感覚では、
トロトロ走るバイクが邪魔だから追い抜いただけ。バイクはキープレフトなんだから、もっと左側を走ればいいのに。ほんま邪魔やわ。
くらいにしか思っていないのかもしれません。この自動車が店主だけでなく、前方の自動車も追い抜いていくのなら、まだ分かります。急いでいるんだな、と。違いますよ。店主の前に割り込んできたんですよ。なに、その無理な割込み?ここで店主1台分だけを追い越す必要性、あるの?
確かに、店主は基本車間距離を長めに取ります。玉突き事故防止のためです。突然前の自動車が予測不能の行動をとった時に、とっさに回避できる100%の自信はありません。それでも、追い越しをかけて前方に割り込んでくるのなら、ウィンカーを出して入ってくるのが当然です。
ドライバーの方、勘違いしていません?
50㏄超のバイクは軽自動車扱いですよ?原付とは違います。
(あ、有料道路料金に基づいた認識です)
軽自動車を追い越すときに、こんな風に横スレスレを通りますか?
自動車免許を取得する際には、ぜひ原付、自動二輪の体験講習も入れてほしいものです。それぞれの立場から、どのような運転をされたらヒヤッとするのか。もちろん、自動二輪の運転にヒヤッとするドライバーの方もいらっしゃいます。店主も自動二輪、四輪ともに運転するので、それは分かっているつもりです。お互いの立場から安全運転を心がけていきたいものですね。
個人を特定して責めるつもりは全くありません。自動車を運転する方、自動二輪を運転する方全体に伝えたいと思いました。そのため、ナンバーを認識できてしまいそうなシーンは、ぼかしてあります。
23年目のイメージチェンジ
ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!;ラオ語でこんにちは!)
カスタムの目的
店主の愛車ZRX2は、1995年1月に販売開始されたモデルです。ビキニカウルを着用したZRXの販売から約1年遅れで、丸目ヘッドライト砲弾メーターのついたZRX2がリリースされました。当時はZEPHERやCB400SF、Impulseなどネイキッドが大人気でした。Kawasakiの中でも爆発的に売れた空冷エンジンのZEPHERではなく、あえて水冷エンジンのZRX2を選ぶ人は、俺は他人とは違うんだぜ!的なライフスタイル感覚を持つ人だと、勝手に思っています。あ、店主自身のことですね。ブーメラン、刺さっていますよ?
店主は丸目ヘッドライト砲弾メーターの姿を気に入って今まで乗ってきたのです。今でも昔ながらのバイクのシルエットは美しいと思っています。昨日街で見かけた、ZEPHER1100に乗ったお姉さんをカッコいいと思いましたもん。あ!バイクもカッコいいと思いましたもん。
しかし、そんな店主のZRX2もついにイメージチェンジをする時がやってきました。ビキニカウルの装着です。
引き金となったのは、ドライブレコーダーを取り付けようとしたことからでした。リアモニターも兼ねて前後同時録画のドライブレコーダーを購入しようと思ったのですが、肝心のモニター部が防水仕様でないために、カウルを装着し、その中に収めることにしました。
前後ドライブレコーダーは思ったほどよい画質を得られないとのことだったので、高画質録画のできるドライブレコーダーもつけてみることにしました。
で、そこまでつけると、こんどはUSB電源も取り付けたくなってしまいます。iPhoneの充電用です。将来的にはグリップヒーターの電源取りも考慮に入れています。
カスタムの内容
何を取り付けるか
実は、これだけ大掛かりな(?)カスタムは、店主にとっては初めてです。学生時代にウィンカーを小さなものに交換したことがあるくらいで、ガソリンタンクすら外したことがありません。一度外そうと頑張ったことがあったのですが、つながっているホースを抜かなければならないと聞き、ビビってしまったのでした。
今回はそうも言ってられません。そこで、まず情報を集めることにしました。まずは、ドライブレコーダーをどれにするか。USB電源はどれにするか。調べてみると、どんな商品にも悪い評価がついているもので、終いにはどれを買ってよいのか分からなくなってしまいました。
そんな時、あるライダーズカフェのオーナーに言われた言葉。「私、転倒てもいいように、カウルは安いものを購入しました。」この言葉に背中をぐっと押してもらいました。
レビューをみてある程度納得がいくのなら、とりあえず購入してみるか、と。どうしても納得のいかないものだったなら、その時は諦めて別のものを購入すればいい。そう考えると、何を買うのかどんどん決まっていきました。
XBERSTAR バイク USB電源 充電器 4.2Aシガーソケット電圧計付 ON/OFFスイッチシガーライター
さて、電源をどこから取り出すのか。そこから考えなくてはなりません。バッテリーから直接取る方が安定するのは分かるのですが、キーをOFFにしていても電流が流れるような回路を作ってしまっていては、バッテリー上がりの危険があります。
調べていくうちに、リレーという回路を知りました。この仕組みを理解することから始めました。理解してしまえば、いたって単純な装置だということが分かるのですが...
そして、配線作業を行う時にやっておいた方がいいであろう、ガソリンタンクの取り外し。いろいろなサイト、動画を見て、研究を重ねました。2週間は費やしました。そして、その間に最低10回は、脳内でガソリンタンクを取り外し、配線を施しました。イメトレの重要性は、何もスポーツに限ったことではありませんね。
作業の進め方
作業は、基本ゴム手袋をして行いました。店主は普段食品を扱うので、手に油汚れが残ると困るのです。
この手袋、近所のホームセンターで購入したのですが、非常に役に立ちます。手袋の中が汗で水浸しになってしまうのが玉に傷ですが。また、気をつけないとすぐに爪で破れてしまいます。この作業でも、2回交換しました。
配線をつなぐのに使った便利なアイテムは、エーモン工業から出ているエーモン ターミナルセット(中) 電工ペンチ付 E2です。
ハンダ付けという煩わしい作業もなく、また、作業後も簡単に配線を外したりつなげたりすることのできるギボシ端子を扱います。予備のギボシ端子も用意しておきました。
作業はまずは、ヘッドライトを外すことから始めました。汎用カウルを取り付ける際に、専用ボルトを使うことができずに、ナットをライト本体にボンドで貼り付ける必要があったので、乾かす時間を稼ぐためです。
続いて、ガソリンタンクを外しました。配線を楽に行うためです。
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次に、バッテリーから直接電源を取りだす、バッ直を行いました。
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バッ直を行えば、後は機器を取り付けていくだけです。
USB電源&シガーソケットの取り付けから始めました。
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スマートフォンホルダーを取り付け、iPhoneをカーナビ化します。
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続いて、メインカメラのドライブレコーダーBIKER Eliteの取り付けです。
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次は、サブカメラのドライブレコーダーDV188を取り付けました。
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最後に、カウルを装着しました。
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まとめ
作業はイメトレが大事。前もって準備しておくと、作業も効率よく進む。
作業中は、子どもの頃流行ったラジコンカーを作る気分。1/10ならぬ、1/1等身大の巨大ラジコンカーです。
裏話
さて、全ての作業を終え、カウルも装着した時の話です。キーをONにしてみると、2台のドライブレコーダーが録画を開始します。USB電源も、無事電流が流れているようです。
あれ?
ヘッドライトが点灯していませんが...ソケットを取り付ける向きを間違えたかな?いろいろ試してみたのですが、やはり点灯しません。これは、バイク屋さんへ持っていくしかないのか...諦めて試しにエンジンを始動したところ、明るく輝きだすヘッドライト。
あ、そうでしたか。エンジンを始動させてはじめてヘッドライトが点灯するのでしたか。忘れてました。
グリップヒーターを取り付けた
2018.11.5追記ZRX2 ver. Cray Fish
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2台のドライブレコーダーの比較検証 BIKER Elite vs DV188
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4K録画も撮れてしまうほどの高画質が魅力で購入しました。実際4Kを使うことはありませんが、1080HD 60fpsの画質には十分満足しています。ループ録画、128GBの大容量のマイクロSDカードにも対応していることも重宝しています。このカメラで撮った動画を、ツーリングの紹介に使いたいと思っています。保存されたファイルの名前は、FILE00067と表示されます。この場合は、67個目のファイルということになります。
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DV188
元々は、こちらのドライブレコーダーの購入を考えていました。やはり前後同時録画は、当時の状況を判断する際にはその威力を見事に発揮してくれます。とても頼もしい存在です。ただ、夜間にはライトの光によってハレーションを起こし、ナンバープレートの確認もできなくなるということが不安でした。そんなとき、ドライブレコーダー選びの際に参考にしていたあるバイク屋さんの提言「サブカメラとしての購入はアリ」を受けての購入です。前後同時録画、ループ録画が重宝しています。リアモニターとしても大活躍中。走行中、後方の状況把握がぐっと楽になりました。保存されたファイルの名前が、例えば20181113_140958Aというように、西暦月日_時分秒で表されているのも使い勝手がいいですね。最後のAは、2台のカメラがそれぞれカメラA、カメラBになっています。20181113_140958Aは、店主が前方に取り付けたカメラAによって、2018年11月13日14時9分58秒から録画されたファイルという意味になります。
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2台の動画検証
比較検証してみました。参考にしていただければと思います。
まとめ
ドライブレコーダーDV188を取り付けた。
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2台目のドライブレコーダー取り付けの目的
すでにドライブレコーダーBIKER Eliteを取り付けている店主のZRX2ですが、さらにDV188も取り付けることにしました。2台のカメラによる前後同時録画が魅力です。メインカメラが故障した時の保険という意味と、リアモニターとして使うことが目的です。
DV188は、迷わず購入しました。前後2台カメラがあってこの値段ということで、真っ先に候補に挙がっていたレコーダーでしたから。しかし、購入してから気づいてしまいました、同じように前後同時録画するタイプがあることに。後継機のDV688は、モニター部も防雨タイプ。AKEEYOのAKY-868Gは、フレームレートが27.5fpsを採用していて、LED信号機がチラついたり、点滅しているように見える心配がないのが魅力。
しかし、それでも店主がDV188を選んだ決め手となったのは(もう購入しちゃってるけど)、一つはカメラが小さいこと。そして、値段の安さです。2台のドライブレコーダーで4万円ほどで済むのは、助かります。この値段で前後同時録画、リアモニター、そして前方カメラで高画質録画できるのなら、コストパフォーマンスも充分といえるでしょう。
防水機能のついた2台のカメラで前後同時録画。そして、カメラがとても小さいです。
メモリ不足によって録画できていなかったというアクシデントを避けるループ録画。
万が一の事故時の衝突のショックではたらくGセンサー。このGセンサー機能によって、この時の動画に上書き禁止のロックがかかり、大事な証拠動画を消してしまうことを避けられるとのことです。基本SDカードから動画を取り出すことはしないので、GセンサーはOFFにして、常にループ録画をしておくつもりです。
ところで、そもそもなんで2台も購入するのか。1台でいいじゃんという意見もあるでしょう。それは、参考にしたあるバイク屋さんの一言が決め手になったのかもしれません。メインカメラとサブカメラを用意するということは、あの名セリフが浮かぶじゃないですか。
「まだだ。たかが、メインカメラをやられただけだ。」
多分、このセリフを言いたかっただけだと思います。
DV188の取り付け
さて、取り付け位置について、少し悩みました。前方にはすでにBIKER Eliteがついているので、なるべく目立たないところへ。後方カメラは、できれば両面テープではなく、ステーでネジ固定をしたいと思いました。落下防止のためです。
結果、前方カメラは、カウル下部にネジ留めしました。
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後方カメラは、ウインカーステーから汎用ステーを延ばし、ネジ留めしました。
いざ、配線
すでにタンクを取り外してあるので、配線は簡単です。
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エンジン上部を通るリード線を熱から守るために、コルゲートチューブを通します。
あとの配線も、バッ直をした4分岐端子を取り付けているので、つなぐだけです。
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DV188の+端子をバッ直にしてある4分岐端子につなぎ、-端子をボディーアースとしてフレームに接するネジに取り付けます。
その性能はいかほどか
先日出かけた時の動画をまとめてみました。参考にしていただければと思います。
まとめ
前後同時録画は、やはり便利。
リアモニターとしてのはたらきも充分。
その後、防水対策をしました。
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裏話
3車線道路を走っていた時のこと。右後方に車がいないのを確認して、右側へ車線変更をしようと、交差点を過ぎてからウィンカーを右に出してからもう一度後方確認をしたところ、先ほどまで空いていた右車線にタクシーが走っていました。慌てて車線変更を取りやめます。あとで後方カメラで確認したところ、タクシーが交差点内でさらに右の車線から左側へ車線変更していたことが分かりました。自分の反省としては、後方確認をしてから一呼吸おいてから車線変更すれば、そこまであわてる必要はありませんでしたね。みなさんもどうか、安全運転で!
愛車ZRX2のカスタム記録
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ドライブレコーダーBIKER Eliteを取り付けた。
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ドライブレコーダー取り付けの目的
万が一の事故のときの証拠動画が撮れること。備えあれば憂いなしです。そして、もう一つ。ツーリングに行ったときに出会う、とてもすてきな景色の紹介をしたいと思うのです。単車乗りが残念に思うことの一つが、これでしょう。単車を走らせていると、まず写真撮影なんてできません。いえ、できなくはないのですが、それは大変危険な行為になってしまいます。
これは本当に迷いました。まず、前後2台カメラによる撮影が可能なもの。もちろんですが、カメラは防水。残量メモリ不足により録画できていなかったという失敗をなくす、ループ録画。夜でもナンバープレートが確認できる画質のよさ。万が一の事故時にはたらき、録画した動画を上書き禁止にするGセンサー機能もあった方がいいのかな。電池の持ちを気にしなくてもいいよう、バイクに取り付けて電源をバッテリーから取り出すタイプのもの。
このようなことを考えて選んでみたのですが、なかなかこれという商品にあたりません。例えば、前後2台カメラによる録画が可能なタイプのものは、夜になるとライトのハレーションによってナンバープレートがとても確認できないくらいの画質だったり。いいものは、かなり高額だったり。
そんな中、ドライブレコーダー選びの参考にさせていただいていたあるバイク屋さんが、前後2台カメラのものをサブカメラとして設置するというアイデアを提案されていました。これ、目からうろこでした。
1台であれもこれもと考えるから、思うような商品が見つからないのです。思い切って、サブカメラとして前後2台カメラによる録画タイプのものを取り付け、メインカメラとして高画質録画できるものを選ぼうと決めました。メインカメラの役割は、万が一の事故のときのナンバープレート読み取りと、すてきな景色の録画です。
Wifi接続により、スマートフォンのアプリと連携して動画の整理ができるそうです。まだ使い方が、今ひとつ分かっていませんが。
防水機能はIP65。十分です。そもそも、雨天の中バイクを走らせる気もありません。
メモリ不足によって録画できていなかったというアクシデントを避けるループ録画。
長距離ツーリングに出かけてもループ録画によってはじめの方の動画が消されるという心配を少しでも減らすべく、128GBの大容量マイクロSDカード対応。
万が一の事故時の衝突のショックではたらくGセンサー。このGセンサー機能によって、この時の動画に上書き禁止のロックがかかり、大事な証拠動画を消してしまうことを避けられるとのことです。しかし、128GBのSDカードを使っているので、センサーは作動させていません。センサーの感度を上げてしまうと、事故でもない衝撃でいちいちロックがかかり、結局録画できる容量が減ってしまうというレビューもいくつか見ました。
最後に、最大のウリである画質のよさ。ツーリングレポートを作るときに重宝します。
手振れ防止機能も付いています。
BIKER Eliteの取り付け
完全ネイキッドならば、ヘッドライトステーに取り付けようと思っていたのですが、ビキニカウルを取り付けたため、他の場所を考えることにしました。
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結局、右ミラーの付け根にステーを取り付け、その先に設置しました。
ステーは、近所のホームセンターで売られている汎用ステーを流用しました。なかなかいいものがなくて、だいぶ選びました。少し長いので振動によってカメラがブレないか。かといって、短いとカウルが映りこんでしまわないか。結局、ガタガタ道ではカメラがブレてしまうし、ほんの少しですが、画面左下にカウルが映りこんでしまっていますが、許容範囲です。ガタガタ道でなければ、振動で画面が見にくいということもありません。
いざ、配線
すでにタンクを取り外してあるので、配線は簡単です。
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エンジン上部を通るリード線を熱から守るために、コルゲートチューブを通します。
あとの配線も、バッ直をした4分岐端子を取り付けているので、つなぐだけです。
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BIKER Eliteの+端子をバッ直にしてある4分岐端子につなぎ、-端子をボディーアースとしてフレームに接するネジに取り付けます。USBコンバータがついているので、カメラとはUSB接続となります。
このコンバータにはUSBが2口ついているので、カメラ以外にもう一つUSB端子を接続することができます。雨天時などiPhoneをハンドル部に設置できない時に、シート下でiPhoneを充電することができるので、店主としてはうれしい作りです。
その性能はいかほどか
先日出かけた時の動画をまとめてみました。参考にしていただければと思います。
まとめ
ドライブレコーダー選びは思い切って役割を限定してしまうと、ほしいものが見つかりゃすくなる。
裏話
キーONで自動録画が始まるBIKER Eliteなのですが、テスト走行時には、途中で録画が止まるようになりました。さっそく故障なのか?と焦りました。ヒューズが切れているとかも考え、検電テスターを使ってみたのですが、問題ありません。あれこれ探して、あ!と気づいたのが、コンバータとのUSB接続がはずれかかっていることでした。でも、そのおかげで分かったこと。カメラは充電可能で、1時間くらいなら電源につながなくても録画可能だということです。
USB電源&シガーソケットの取り付け
vivaViv
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USB電源&シガーソケットの取り付けの目的
ドライブレコーダーを取り付けることにした店主です。どうせなら、一緒にUSB電源も取り付けてしまおうと思いました。これは、iPhoneの充電用に考えたのです。店主、いまだにiPhone5を大事に使っているのですが、日本のSIMカードを入れてないので、基本wifi接続かカメラとして使うくらいです。しかし、バッテリーのもちがそれほどいいとは思えません。外に出たときはバッテリー残量を気にしながら使っているのですが、ツーリングに出たときに、バイクで充電できればいいなと思ったのです。
USB電源選び
一口にUSB電源といっても、いろいろあります。まず、防水仕様のものを探しました。また、USB電源が一口のもの、二口のもの。さらに、シガーソケットが付いたもの、付かないもの。注意しなければならないのは、店主のようにiPhoneを充電する方です。iPhoneは充電時に流れる電流の影響を受けやすく、純正の充電器、ケーブルを使うことが望まれます。例えば、店主が100均で購入したケーブルは、時に充電できるのですが、時に充電できなくなります。iPhoneが求めるだけの容量の電流の強さが得られないことが原因のようです。
いろいろ考えた結果、USB電源2口&シガーソケット付きのものを購入することにしました。
宣伝文句では、どちらのUSBも2.1Aの電流を供給するということこと、シガーソケットが付いているということが決め手となりました。調べてみると、同じタイプのもののレビューには、同時充電すると片方だけが2.1Aの電流を供給するという報告がありました。もしかするとこれも同じ現象を起こすかもしれません。しかし、店主はUSB電源供給が使えるバイク走行時にはiPhoneの充電はしたいものの、2口同時充電はまずしないでしょう。また、シガーソケット付きを選んだのは、将来グリップヒーターをつけるときに、選択の幅が広がるかなと考えたからです。
そして、万が一気に入らなかったとしても、コストを考えるとまだ納得がいくかなと思ったのです。まず手始めにつけてみよう、そんな気持ちで購入してみました。
USB電源&シガーソケットの設置
まずは、このUSB電源&シガーソケットをどこに設置するかが問題でした。決まったのは、ハンドル左側の場所です。左ミラーと並行して付けるために、クランプアダプターを購入しました。赤丸で示したアダプターから、マウントステーが伸びています。
これ、なかなかいいです。10㎜ミラーマウントと8㎜のマウントが併用できます。店主のZRX2ですと、10㎜のミラーマウントにアダプターを取り付け、アダプターの10㎜マウントにミラーを、8㎜マウントにハンドルステーを取り付けることができました。
いざ、配線
まずはリード線を熱から守るために、エンジン上部を通る場所の配線は、コルゲートチューブの中を通します。
この作業、地味に大変でした。はじめは手でやっていたのですが、そのうち痛くなってきます。そういえば、チューブにリード線を入れるためのスペーサーが売っていたなと思いだし、スペーサーの代わりにマイナスドライバーを使ってみました。
少なくとも手は痛くなくなり、これまでよりも少し作業が早くなった気がします。
さて、配線については本当に簡単でした。すでにガソリンタンクを取り外し、バッ直を済ませてあるので、USB電源&シガーソケットの+端子を4分岐端子につなぎ、-端子をボディアースとして近くのネジに取り付けました。
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先にバッ直をした4分岐端子を作っておくと、本当に楽ですね。
まとめ
設置場所を考えると、防水仕様のものが求められる。
iPhone充電を考えると、USB電源は最低でも一口は2.1Aを供給できるものを。
愛車ZRX2のカスタム記録
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これが、バッ直。圧倒的じゃないか...
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バッ直とは
バッ直とは、バッテリーから直接電源をとることをいいます。今回、ドライブレコーダーとUSB電源&シガーソケットのそれぞれの電源を、バッテリーから直接取ることにしました。
バッ直の目的
あるバイク屋さんの話では、ドライブレコーダーの電源くらいなら、バッテリーから直接取らなくてもランプ系の電源から取り出しても大丈夫だとのことでした。しかし、今回つけるドライブレコーダーが2台であること、さらにUSB電源&シガーソケットもつなぐので、思い切ってバッ直をすることにしたのです。このUSB電源かシガーソケットからは、将来グリップヒーターの電源を取る可能性があります。ヒーターの電源くらいになると、バッ直が必要になるとのことでした。
バッ直の前に
バッテリーから直接電源を取ることで、安定した電流が流れるのがバッ直のメリットです。しかし、そのまま電源を取ったのでは、バイクのエンジンを切った後でも電流が流れ続け、結果バッテリー上がりという最悪の事態を招いてしまいます。
それを避けるために手動のスイッチをつけるという手があります。しかし、それではスイッチを切り忘れたら、やはりバッテリーが上がってしまいます。
そこで、キーをONにしたら電流が流れ、キーをOFFにしたら電流が切れるという自動的なスイッチが望まれます。それが、リレーと呼ばれるものです。
リレーの仕組み
リレーを考えた人を尊敬します。実に簡単な仕組みでこの自動スイッチができているのですから。
ドライブレコーダーに電流を流す、切るのスイッチを、電磁石で動かすのです。その電磁石を作る電流は、キーをONにしたときに流れる電流です。
例えば、店主はテールランプからリレーの電流を流しています。
流れは次のようになります。
キーをON
バッテリーからテールランプに電流が流れる。
テールランプの電流が分岐してリレーに流れる。
リレーの電磁石がはたらき、スイッチをONにする。
ドライブレコーダーに電流が流れ、録画が開始される。
これを、キーをONにした店主からするとこんな感じです。
キーをON
バッテリーからリレーに電流が流れる。
リレーの電磁石がはたらき、スイッチをONにする。
ドライブレコーダーに電流が流れ、録画が開始される。
キーをOFF
バッテリーの電流がテールランプに流れなくなる。
テールランプから分岐していた電流もリレーに流れなくなる。
リレーの電磁石がはたらかなくなり、スイッチをOFFにする。
ドライブレコーダーに電流が流れなくなり、録画が終了する。
これを、キーをOFFにした店主からするとこんな感じです。
キーをOFF
バッテリーの電流がリレーに流れなくなる。
リレーの電磁石がはたらかなくなり、スイッチをOFFにする。
ドライブレコーダーに電流が流れなくなり、録画が終了する。
キーをONにしないかぎり、つまりリレーに電流が流れないかぎりリレーのスイッチはOFFなので、バッテリー上がりのおそれがなくなるわけです。
4分岐端子の作成
それでは、リレーというスイッチを介してバッテリーから電源を取ることになるのですが、店主が電源を取りたい機器は3つ。2台のドライブレコーダーとUSB電源&シガーソケットです。ところが、肝心のリレーには、機器をつなぐ端子は1つしかありません。ないなら作ろうということで、4分岐端子を作成します。本当は3分岐で十分なのですが、将来の拡張性を考えて、1つ予備の分岐端子も作っておくことにしました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、上に2本、下に2本分岐したリード線があります。右側の端子は、このリード線の太さで4本をまとめるにはエボシ端子のオスでは太さが足りないので、メスの受け口にまとめます。メスの、本来はリード線をおさめる部分を、オスのリード線をおさめる部分に入れます。これを、リレーの黄色いリード線とつなぎます。
ACC電源をヒューズから取り出す
まずはキーがOFFになっていることを確認します。
シートを外し、バッテリーを取り出します。
店主はビビり...慎重なので、作業中のショートを防ぐためにバッテリーの-端子を外しました。
次に、リレーのスイッチを作動させる、キーをONにすれば流れ、OFFにすれば流れない電流を取り出す回路を作ります。ACC(アクセサリー)電源と呼ばれ、キーのON / OFFと連動する機器から取り出せばよいのですが、店主はテールランプにしてみました。この時に便利なのが、テールランプのヒューズから電源を取りだすのに使うヒューズ電源です。これは、ヒューズボックス内のヒューズと取り換えるだけで、電源を分岐して取り出すことができるので非常に楽です。ただ、ヒューズボックスのふたがきっちりとは閉まらなくなってしまいます。店主は、ふたの片側だけをパチンとはめて使っています。シート下なので、防水対策はそこまで気にしなくてもいいかなと思っています。ご自身のご判断でお願いします。
ZRX2のヒューズは平型ヒューズです。サイズのお間違えのないようにご注意ください。
※ヒューズ電源には向きがあるそうです。
※もちろん、ヒューズボックスから取り出さなくても、配線の途中を分岐して電源を取りだすこともできます。
ボディーアース
次に、リレーの-端子をバッテリーの-極につなぎます。ここで、ボディーアースという考えが登場します。バイクの金属フレームがバッテリーの-極につながっているため、金属フレームにリレーの-端子をつなぐだけでいいのです。
電流の流れ
バッテリーのブラス極
↓
リレーの+端子
↓
リレーの-端子
↓
バイクの金属フレーム
↓
バッテリーの-極
つまり、金属フレームがリード線の役割を果たすわけです。ボディーアースのおかげで、リレーからバッテリーの-極まで配線を延ばす必要がなくなります。近くの金属フレーム、ひいては、金属フレームに接しているネジにつないでやれば、配線は完了します。
※すべてのネジが金属フレームに接しているわけではなく、ネジに塗装がされていても絶縁されてしまうため、検電テスターで確認することをお勧めします。
ボディアースは感電しないのか
金属フレームがリード線の役割を果たしているのなら、絶縁されていない金属フレームを触ってもなぜ感電しないのか。店主も感電が心配になったので、調べてみました。感電しないのは、金属に比べると人間の体には、はるかに電流が流れにくいからです。12V程度の電圧だと、人間の体が感じる電流の強さである5mAほども、体に電流が流れません。しかし、体の部位によっては抵抗の大きさが異なり、舌先だと1.5Vの電圧でもピリピリと感じるくらいの電流が流れます。また、ペースメーカーなどは非常に小さな電流でも影響を受けるので、不用意に電線に触れることは避けた方がいいです。
バッ直の配線
それでは、いよいよバッ直の配線を行います。
前述のヒューズ電源をテールランプのヒューズと取り換えました。
続いて、リレーの-端子を近くのネジにつなぎます。(ボディーアース)
バッテリーの+極にヒューズをつなぎ、さらにリレーの+端子につなぎます。
最後に、バッテリーの-端子を取り付けます。
これで、キーのON / OFFと連動するバッ直の出来上がりです。
まとめ
バッテリーから直接電源を取るバッ直は、安定した電流を取ることができる。
バッテリー上がりを防ぐためのキーON / OFF連動スイッチ、それがリレー。
-端子は、バッテリーの-極まで配線する必要なし。近くのネジにとめてしまうボディーアース。
作業の前に、ショートを避けるために、バッテリーの-端子を外しておこう。最後につけ忘れのないように!
裏話
こうして書くとさらりと作業を終えた店主に思えますが、実は2つほど失敗をしています。みなさんが作業を進めるうえで参考になればと思い、恥ずかしい失敗をさらします。
キーをOFFにしていたつもりが、実はONの状態だった。
バッテリーの-端子を外したときに、電極から火花が散りました。え?キーOFFなのに、なんで?と思ってよく見てみると、キーONの状態でした。
ヒューズ電源をACCヒューズに刺してみたら
確認のためにキーOFFを確認して、-端子を取り付けた瞬間にリレーが作動。あれ?これじゃあ、キーON / OFFと連動しません。あとで気づいたのですが、もしかするとヒューズ電源の向きを間違えていたのかもしれません。とりあえずテールランプのヒューズに刺してみたらうまく作動したので、そのまま使っています。
愛車ZRX2のカスタム記録
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