ZRX400-2のタンクを外したぞ!
ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!;ラオ語でこんにちは!)
タンクを外す目的
バイクにドライブレコーダーを取り付けることにしました。
万が一の事故に備えてという理由と、ツーリング時に見かけるステキな景色を紹介できたらいいなという理由からです。
配線するときに、タンクを外した方が作業がやりやすい。それだけです。
しかし、恥ずかしながら店主、タンクを外したことがありません。タンクを止めるボルトを外したことはあるのですが、それ以上は元に戻せなくなるのが怖くて、手を出せずにいました。
今回はそんなことを言ってられません。配線はドライブレコーダー2台、USB電源と、少なくとも3本は配線することになります。(実際は、それにリアカメラの配線が加わり、4本となりました)タンクを外すメリットは大アリです。
タンクの外し方
シートを外し、赤丸で示した、タンクを固定しているボルトを2本外します。
ボルトをつけていた辺りにものをあてがい、タンクを浮かします。店主は、ロックキーをかましました。タンク右側前部につながっているオーバーフロードレンホースを外します。
タンク右側にある燃料センサーのコネクタ部を外します。コネクタは特殊な形状をしているので、戻すときにさし間違える恐れはないでしょう。
ガソリンホースを外す前に確認です。ガソリンコックはONかRESの位置に!
PRIの位置にしていると、ガソリンがダダ漏れになるという、とんでもないアクシデントに見舞われるとか。
ONかRESの位置でも、少しガソリンが出てきますので、店主はホースを外すときに雑巾をあてがいました。
左側の大きな赤丸部が燃料ホース、右側の小さな赤丸部が負圧ホースです。ホースを留めてあるピンチコックを緩める時、素手だとだいぶ痛い思いをしました。ガソリン漏れに対応する雑巾で扱うと、痛みはだいぶ和らぎました。ラジオペンチを使うという手もあるそうです。2回目にタンクを外したときはラジオペンチを使いました。簡単にホースを外すことができました。
燃料ホースを外した状態です。
バイクにまたがってタンクを見た時に、タンク右側奥にあるオーバーフロードレンホース、燃料センサーのコネクタを外し、タンク左側中ほどにある燃料ホース、負圧ホースを外しました。
これでいよいよタンクを外すことができます。
タンクは、シート側の部分を斜め上にしながら、多少左右に振ってやると抜けます。その際にタンクのついている部分の形状を知っておくと参考になります。
分かりにくい写真ですみません。タンクの裏側を写したものです。赤丸で示したツメの部分が、車体に食い込んで、タンクの前部が固定されています。ツメの開いているところが抜けるように、タンクを斜め後方に持ち上げて外すというイメージです。
無事外すことができました。これで作業がはかどります。
タンクを取り付ける
さて、配線の作業も終わると今度は、タンクを元に戻さなければなりません。当たり前のことですが...
店主の場合、タンクを外すよりもむしろ、タンクを取り付ける方が少しばかり苦労しました。
先ほどの作業の逆を行えばいいのですが...
タンク前部のツメが、なかなか入ってくれません。
赤丸で示したゴムの部分に、先ほどのタンク裏側にあるツメの部分を入れるわけですが...かなり狙いを定めないとうまく入ってくれません。左右に振りながら入れるのですが、このゴムの部分が落ちてしまったり。だいぶ古いバイクなので、ゴムが劣化してスカスカになっているのかもしれません。比較的新しいバクならその心配はないかもしれませんね。店主も今考えたら、両面テープでゴムを留めておけばよかったと思います。2回目にタンクを外したときに、両面テープでゴムを留めました。2回目で慣れていたこともあり、いとも簡単に取り付けることができました。
なんとかタンク前部を固定して、オーバーフロードレンホース、燃料センサーのコネクタ、燃料ホース、負圧ホースを取り付けます。オーバーフロードレンホースをつけ忘れた、なんて記事を読みましたが、転倒時にガソリンが漏れるおそれが生じます。つけ忘れのないようにしましょう。
ちなみに、写真で燃料ホースと負圧ホースにラップをつけてあるのは、作業が長引いて次の日にかかってしまう場合に備えてです。
まとめ
ガソリンタンクを外すのは、タンク裏側の形状を知っていればそれほど苦労しない。
取り付けも、慣れればもっと早くなりそう。実際早くなりました。
燃料ホースを外すとき、コックはONかRESに!PRIには絶対しない!
各ホース、センサーのコネクタを取り付けるのを忘れずに!
愛車ZRX2のカスタム記録
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