ドライブレコーダーBIKER Eliteを取り付けた。
ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!;ラオ語でこんにちは!)
ドライブレコーダー取り付けの目的
万が一の事故のときの証拠動画が撮れること。備えあれば憂いなしです。そして、もう一つ。ツーリングに行ったときに出会う、とてもすてきな景色の紹介をしたいと思うのです。単車乗りが残念に思うことの一つが、これでしょう。単車を走らせていると、まず写真撮影なんてできません。いえ、できなくはないのですが、それは大変危険な行為になってしまいます。
これは本当に迷いました。まず、前後2台カメラによる撮影が可能なもの。もちろんですが、カメラは防水。残量メモリ不足により録画できていなかったという失敗をなくす、ループ録画。夜でもナンバープレートが確認できる画質のよさ。万が一の事故時にはたらき、録画した動画を上書き禁止にするGセンサー機能もあった方がいいのかな。電池の持ちを気にしなくてもいいよう、バイクに取り付けて電源をバッテリーから取り出すタイプのもの。
このようなことを考えて選んでみたのですが、なかなかこれという商品にあたりません。例えば、前後2台カメラによる録画が可能なタイプのものは、夜になるとライトのハレーションによってナンバープレートがとても確認できないくらいの画質だったり。いいものは、かなり高額だったり。
そんな中、ドライブレコーダー選びの参考にさせていただいていたあるバイク屋さんが、前後2台カメラのものをサブカメラとして設置するというアイデアを提案されていました。これ、目からうろこでした。
1台であれもこれもと考えるから、思うような商品が見つからないのです。思い切って、サブカメラとして前後2台カメラによる録画タイプのものを取り付け、メインカメラとして高画質録画できるものを選ぼうと決めました。メインカメラの役割は、万が一の事故のときのナンバープレート読み取りと、すてきな景色の録画です。
Wifi接続により、スマートフォンのアプリと連携して動画の整理ができるそうです。まだ使い方が、今ひとつ分かっていませんが。
防水機能はIP65。十分です。そもそも、雨天の中バイクを走らせる気もありません。
メモリ不足によって録画できていなかったというアクシデントを避けるループ録画。
長距離ツーリングに出かけてもループ録画によってはじめの方の動画が消されるという心配を少しでも減らすべく、128GBの大容量マイクロSDカード対応。
万が一の事故時の衝突のショックではたらくGセンサー。このGセンサー機能によって、この時の動画に上書き禁止のロックがかかり、大事な証拠動画を消してしまうことを避けられるとのことです。しかし、128GBのSDカードを使っているので、センサーは作動させていません。センサーの感度を上げてしまうと、事故でもない衝撃でいちいちロックがかかり、結局録画できる容量が減ってしまうというレビューもいくつか見ました。
最後に、最大のウリである画質のよさ。ツーリングレポートを作るときに重宝します。
手振れ防止機能も付いています。
BIKER Eliteの取り付け
完全ネイキッドならば、ヘッドライトステーに取り付けようと思っていたのですが、ビキニカウルを取り付けたため、他の場所を考えることにしました。
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結局、右ミラーの付け根にステーを取り付け、その先に設置しました。
ステーは、近所のホームセンターで売られている汎用ステーを流用しました。なかなかいいものがなくて、だいぶ選びました。少し長いので振動によってカメラがブレないか。かといって、短いとカウルが映りこんでしまわないか。結局、ガタガタ道ではカメラがブレてしまうし、ほんの少しですが、画面左下にカウルが映りこんでしまっていますが、許容範囲です。ガタガタ道でなければ、振動で画面が見にくいということもありません。
いざ、配線
すでにタンクを取り外してあるので、配線は簡単です。
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エンジン上部を通るリード線を熱から守るために、コルゲートチューブを通します。
あとの配線も、バッ直をした4分岐端子を取り付けているので、つなぐだけです。
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BIKER Eliteの+端子をバッ直にしてある4分岐端子につなぎ、-端子をボディーアースとしてフレームに接するネジに取り付けます。USBコンバータがついているので、カメラとはUSB接続となります。
このコンバータにはUSBが2口ついているので、カメラ以外にもう一つUSB端子を接続することができます。雨天時などiPhoneをハンドル部に設置できない時に、シート下でiPhoneを充電することができるので、店主としてはうれしい作りです。
その性能はいかほどか
先日出かけた時の動画をまとめてみました。参考にしていただければと思います。
まとめ
ドライブレコーダー選びは思い切って役割を限定してしまうと、ほしいものが見つかりゃすくなる。
裏話
キーONで自動録画が始まるBIKER Eliteなのですが、テスト走行時には、途中で録画が止まるようになりました。さっそく故障なのか?と焦りました。ヒューズが切れているとかも考え、検電テスターを使ってみたのですが、問題ありません。あれこれ探して、あ!と気づいたのが、コンバータとのUSB接続がはずれかかっていることでした。でも、そのおかげで分かったこと。カメラは充電可能で、1時間くらいなら電源につながなくても録画可能だということです。
USB電源&シガーソケットの取り付け
vivaViv
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USB電源&シガーソケットの取り付けの目的
ドライブレコーダーを取り付けることにした店主です。どうせなら、一緒にUSB電源も取り付けてしまおうと思いました。これは、iPhoneの充電用に考えたのです。店主、いまだにiPhone5を大事に使っているのですが、日本のSIMカードを入れてないので、基本wifi接続かカメラとして使うくらいです。しかし、バッテリーのもちがそれほどいいとは思えません。外に出たときはバッテリー残量を気にしながら使っているのですが、ツーリングに出たときに、バイクで充電できればいいなと思ったのです。
USB電源選び
一口にUSB電源といっても、いろいろあります。まず、防水仕様のものを探しました。また、USB電源が一口のもの、二口のもの。さらに、シガーソケットが付いたもの、付かないもの。注意しなければならないのは、店主のようにiPhoneを充電する方です。iPhoneは充電時に流れる電流の影響を受けやすく、純正の充電器、ケーブルを使うことが望まれます。例えば、店主が100均で購入したケーブルは、時に充電できるのですが、時に充電できなくなります。iPhoneが求めるだけの容量の電流の強さが得られないことが原因のようです。
いろいろ考えた結果、USB電源2口&シガーソケット付きのものを購入することにしました。
宣伝文句では、どちらのUSBも2.1Aの電流を供給するということこと、シガーソケットが付いているということが決め手となりました。調べてみると、同じタイプのもののレビューには、同時充電すると片方だけが2.1Aの電流を供給するという報告がありました。もしかするとこれも同じ現象を起こすかもしれません。しかし、店主はUSB電源供給が使えるバイク走行時にはiPhoneの充電はしたいものの、2口同時充電はまずしないでしょう。また、シガーソケット付きを選んだのは、将来グリップヒーターをつけるときに、選択の幅が広がるかなと考えたからです。
そして、万が一気に入らなかったとしても、コストを考えるとまだ納得がいくかなと思ったのです。まず手始めにつけてみよう、そんな気持ちで購入してみました。
USB電源&シガーソケットの設置
まずは、このUSB電源&シガーソケットをどこに設置するかが問題でした。決まったのは、ハンドル左側の場所です。左ミラーと並行して付けるために、クランプアダプターを購入しました。赤丸で示したアダプターから、マウントステーが伸びています。
これ、なかなかいいです。10㎜ミラーマウントと8㎜のマウントが併用できます。店主のZRX2ですと、10㎜のミラーマウントにアダプターを取り付け、アダプターの10㎜マウントにミラーを、8㎜マウントにハンドルステーを取り付けることができました。
いざ、配線
まずはリード線を熱から守るために、エンジン上部を通る場所の配線は、コルゲートチューブの中を通します。
この作業、地味に大変でした。はじめは手でやっていたのですが、そのうち痛くなってきます。そういえば、チューブにリード線を入れるためのスペーサーが売っていたなと思いだし、スペーサーの代わりにマイナスドライバーを使ってみました。
少なくとも手は痛くなくなり、これまでよりも少し作業が早くなった気がします。
さて、配線については本当に簡単でした。すでにガソリンタンクを取り外し、バッ直を済ませてあるので、USB電源&シガーソケットの+端子を4分岐端子につなぎ、-端子をボディアースとして近くのネジに取り付けました。
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先にバッ直をした4分岐端子を作っておくと、本当に楽ですね。
まとめ
設置場所を考えると、防水仕様のものが求められる。
iPhone充電を考えると、USB電源は最低でも一口は2.1Aを供給できるものを。
愛車ZRX2のカスタム記録
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これが、バッ直。圧倒的じゃないか...
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バッ直とは
バッ直とは、バッテリーから直接電源をとることをいいます。今回、ドライブレコーダーとUSB電源&シガーソケットのそれぞれの電源を、バッテリーから直接取ることにしました。
バッ直の目的
あるバイク屋さんの話では、ドライブレコーダーの電源くらいなら、バッテリーから直接取らなくてもランプ系の電源から取り出しても大丈夫だとのことでした。しかし、今回つけるドライブレコーダーが2台であること、さらにUSB電源&シガーソケットもつなぐので、思い切ってバッ直をすることにしたのです。このUSB電源かシガーソケットからは、将来グリップヒーターの電源を取る可能性があります。ヒーターの電源くらいになると、バッ直が必要になるとのことでした。
バッ直の前に
バッテリーから直接電源を取ることで、安定した電流が流れるのがバッ直のメリットです。しかし、そのまま電源を取ったのでは、バイクのエンジンを切った後でも電流が流れ続け、結果バッテリー上がりという最悪の事態を招いてしまいます。
それを避けるために手動のスイッチをつけるという手があります。しかし、それではスイッチを切り忘れたら、やはりバッテリーが上がってしまいます。
そこで、キーをONにしたら電流が流れ、キーをOFFにしたら電流が切れるという自動的なスイッチが望まれます。それが、リレーと呼ばれるものです。
リレーの仕組み
リレーを考えた人を尊敬します。実に簡単な仕組みでこの自動スイッチができているのですから。
ドライブレコーダーに電流を流す、切るのスイッチを、電磁石で動かすのです。その電磁石を作る電流は、キーをONにしたときに流れる電流です。
例えば、店主はテールランプからリレーの電流を流しています。
流れは次のようになります。
キーをON
バッテリーからテールランプに電流が流れる。
テールランプの電流が分岐してリレーに流れる。
リレーの電磁石がはたらき、スイッチをONにする。
ドライブレコーダーに電流が流れ、録画が開始される。
これを、キーをONにした店主からするとこんな感じです。
キーをON
バッテリーからリレーに電流が流れる。
リレーの電磁石がはたらき、スイッチをONにする。
ドライブレコーダーに電流が流れ、録画が開始される。
キーをOFF
バッテリーの電流がテールランプに流れなくなる。
テールランプから分岐していた電流もリレーに流れなくなる。
リレーの電磁石がはたらかなくなり、スイッチをOFFにする。
ドライブレコーダーに電流が流れなくなり、録画が終了する。
これを、キーをOFFにした店主からするとこんな感じです。
キーをOFF
バッテリーの電流がリレーに流れなくなる。
リレーの電磁石がはたらかなくなり、スイッチをOFFにする。
ドライブレコーダーに電流が流れなくなり、録画が終了する。
キーをONにしないかぎり、つまりリレーに電流が流れないかぎりリレーのスイッチはOFFなので、バッテリー上がりのおそれがなくなるわけです。
4分岐端子の作成
それでは、リレーというスイッチを介してバッテリーから電源を取ることになるのですが、店主が電源を取りたい機器は3つ。2台のドライブレコーダーとUSB電源&シガーソケットです。ところが、肝心のリレーには、機器をつなぐ端子は1つしかありません。ないなら作ろうということで、4分岐端子を作成します。本当は3分岐で十分なのですが、将来の拡張性を考えて、1つ予備の分岐端子も作っておくことにしました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、上に2本、下に2本分岐したリード線があります。右側の端子は、このリード線の太さで4本をまとめるにはエボシ端子のオスでは太さが足りないので、メスの受け口にまとめます。メスの、本来はリード線をおさめる部分を、オスのリード線をおさめる部分に入れます。これを、リレーの黄色いリード線とつなぎます。
ACC電源をヒューズから取り出す
まずはキーがOFFになっていることを確認します。
シートを外し、バッテリーを取り出します。
店主はビビり...慎重なので、作業中のショートを防ぐためにバッテリーの-端子を外しました。
次に、リレーのスイッチを作動させる、キーをONにすれば流れ、OFFにすれば流れない電流を取り出す回路を作ります。ACC(アクセサリー)電源と呼ばれ、キーのON / OFFと連動する機器から取り出せばよいのですが、店主はテールランプにしてみました。この時に便利なのが、テールランプのヒューズから電源を取りだすのに使うヒューズ電源です。これは、ヒューズボックス内のヒューズと取り換えるだけで、電源を分岐して取り出すことができるので非常に楽です。ただ、ヒューズボックスのふたがきっちりとは閉まらなくなってしまいます。店主は、ふたの片側だけをパチンとはめて使っています。シート下なので、防水対策はそこまで気にしなくてもいいかなと思っています。ご自身のご判断でお願いします。
ZRX2のヒューズは平型ヒューズです。サイズのお間違えのないようにご注意ください。
※ヒューズ電源には向きがあるそうです。
※もちろん、ヒューズボックスから取り出さなくても、配線の途中を分岐して電源を取りだすこともできます。
ボディーアース
次に、リレーの-端子をバッテリーの-極につなぎます。ここで、ボディーアースという考えが登場します。バイクの金属フレームがバッテリーの-極につながっているため、金属フレームにリレーの-端子をつなぐだけでいいのです。
電流の流れ
バッテリーのブラス極
↓
リレーの+端子
↓
リレーの-端子
↓
バイクの金属フレーム
↓
バッテリーの-極
つまり、金属フレームがリード線の役割を果たすわけです。ボディーアースのおかげで、リレーからバッテリーの-極まで配線を延ばす必要がなくなります。近くの金属フレーム、ひいては、金属フレームに接しているネジにつないでやれば、配線は完了します。
※すべてのネジが金属フレームに接しているわけではなく、ネジに塗装がされていても絶縁されてしまうため、検電テスターで確認することをお勧めします。
ボディアースは感電しないのか
金属フレームがリード線の役割を果たしているのなら、絶縁されていない金属フレームを触ってもなぜ感電しないのか。店主も感電が心配になったので、調べてみました。感電しないのは、金属に比べると人間の体には、はるかに電流が流れにくいからです。12V程度の電圧だと、人間の体が感じる電流の強さである5mAほども、体に電流が流れません。しかし、体の部位によっては抵抗の大きさが異なり、舌先だと1.5Vの電圧でもピリピリと感じるくらいの電流が流れます。また、ペースメーカーなどは非常に小さな電流でも影響を受けるので、不用意に電線に触れることは避けた方がいいです。
バッ直の配線
それでは、いよいよバッ直の配線を行います。
前述のヒューズ電源をテールランプのヒューズと取り換えました。
続いて、リレーの-端子を近くのネジにつなぎます。(ボディーアース)
バッテリーの+極にヒューズをつなぎ、さらにリレーの+端子につなぎます。
最後に、バッテリーの-端子を取り付けます。
これで、キーのON / OFFと連動するバッ直の出来上がりです。
まとめ
バッテリーから直接電源を取るバッ直は、安定した電流を取ることができる。
バッテリー上がりを防ぐためのキーON / OFF連動スイッチ、それがリレー。
-端子は、バッテリーの-極まで配線する必要なし。近くのネジにとめてしまうボディーアース。
作業の前に、ショートを避けるために、バッテリーの-端子を外しておこう。最後につけ忘れのないように!
裏話
こうして書くとさらりと作業を終えた店主に思えますが、実は2つほど失敗をしています。みなさんが作業を進めるうえで参考になればと思い、恥ずかしい失敗をさらします。
キーをOFFにしていたつもりが、実はONの状態だった。
バッテリーの-端子を外したときに、電極から火花が散りました。え?キーOFFなのに、なんで?と思ってよく見てみると、キーONの状態でした。
ヒューズ電源をACCヒューズに刺してみたら
確認のためにキーOFFを確認して、-端子を取り付けた瞬間にリレーが作動。あれ?これじゃあ、キーON / OFFと連動しません。あとで気づいたのですが、もしかするとヒューズ電源の向きを間違えていたのかもしれません。とりあえずテールランプのヒューズに刺してみたらうまく作動したので、そのまま使っています。
愛車ZRX2のカスタム記録
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ZRX400-2のタンクを外したぞ!
ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!;ラオ語でこんにちは!)
タンクを外す目的
バイクにドライブレコーダーを取り付けることにしました。
万が一の事故に備えてという理由と、ツーリング時に見かけるステキな景色を紹介できたらいいなという理由からです。
配線するときに、タンクを外した方が作業がやりやすい。それだけです。
しかし、恥ずかしながら店主、タンクを外したことがありません。タンクを止めるボルトを外したことはあるのですが、それ以上は元に戻せなくなるのが怖くて、手を出せずにいました。
今回はそんなことを言ってられません。配線はドライブレコーダー2台、USB電源と、少なくとも3本は配線することになります。(実際は、それにリアカメラの配線が加わり、4本となりました)タンクを外すメリットは大アリです。
タンクの外し方
シートを外し、赤丸で示した、タンクを固定しているボルトを2本外します。
ボルトをつけていた辺りにものをあてがい、タンクを浮かします。店主は、ロックキーをかましました。タンク右側前部につながっているオーバーフロードレンホースを外します。
タンク右側にある燃料センサーのコネクタ部を外します。コネクタは特殊な形状をしているので、戻すときにさし間違える恐れはないでしょう。
ガソリンホースを外す前に確認です。ガソリンコックはONかRESの位置に!
PRIの位置にしていると、ガソリンがダダ漏れになるという、とんでもないアクシデントに見舞われるとか。
ONかRESの位置でも、少しガソリンが出てきますので、店主はホースを外すときに雑巾をあてがいました。
左側の大きな赤丸部が燃料ホース、右側の小さな赤丸部が負圧ホースです。ホースを留めてあるピンチコックを緩める時、素手だとだいぶ痛い思いをしました。ガソリン漏れに対応する雑巾で扱うと、痛みはだいぶ和らぎました。ラジオペンチを使うという手もあるそうです。2回目にタンクを外したときはラジオペンチを使いました。簡単にホースを外すことができました。
燃料ホースを外した状態です。
バイクにまたがってタンクを見た時に、タンク右側奥にあるオーバーフロードレンホース、燃料センサーのコネクタを外し、タンク左側中ほどにある燃料ホース、負圧ホースを外しました。
これでいよいよタンクを外すことができます。
タンクは、シート側の部分を斜め上にしながら、多少左右に振ってやると抜けます。その際にタンクのついている部分の形状を知っておくと参考になります。
分かりにくい写真ですみません。タンクの裏側を写したものです。赤丸で示したツメの部分が、車体に食い込んで、タンクの前部が固定されています。ツメの開いているところが抜けるように、タンクを斜め後方に持ち上げて外すというイメージです。
無事外すことができました。これで作業がはかどります。
タンクを取り付ける
さて、配線の作業も終わると今度は、タンクを元に戻さなければなりません。当たり前のことですが...
店主の場合、タンクを外すよりもむしろ、タンクを取り付ける方が少しばかり苦労しました。
先ほどの作業の逆を行えばいいのですが...
タンク前部のツメが、なかなか入ってくれません。
赤丸で示したゴムの部分に、先ほどのタンク裏側にあるツメの部分を入れるわけですが...かなり狙いを定めないとうまく入ってくれません。左右に振りながら入れるのですが、このゴムの部分が落ちてしまったり。だいぶ古いバイクなので、ゴムが劣化してスカスカになっているのかもしれません。比較的新しいバクならその心配はないかもしれませんね。店主も今考えたら、両面テープでゴムを留めておけばよかったと思います。2回目にタンクを外したときに、両面テープでゴムを留めました。2回目で慣れていたこともあり、いとも簡単に取り付けることができました。
なんとかタンク前部を固定して、オーバーフロードレンホース、燃料センサーのコネクタ、燃料ホース、負圧ホースを取り付けます。オーバーフロードレンホースをつけ忘れた、なんて記事を読みましたが、転倒時にガソリンが漏れるおそれが生じます。つけ忘れのないようにしましょう。
ちなみに、写真で燃料ホースと負圧ホースにラップをつけてあるのは、作業が長引いて次の日にかかってしまう場合に備えてです。
まとめ
ガソリンタンクを外すのは、タンク裏側の形状を知っていればそれほど苦労しない。
取り付けも、慣れればもっと早くなりそう。実際早くなりました。
燃料ホースを外すとき、コックはONかRESに!PRIには絶対しない!
各ホース、センサーのコネクタを取り付けるのを忘れずに!
愛車ZRX2のカスタム記録
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ZRX400-2にカウルをつけた!
ສະບາຍດີ!(さばいでぃー!;ラオ語でこんにちは!)
カウルをつける目的
ZRXではなくてZRX2を購入したのだから、完全ネイキッドの方がいい。
カウルつけないほうが昔ながらのバイクって感じでカッコいいじゃん。
ずーっとそう思っていました。
そんな店主がなぜビキニカウルをつけるに至ったのか。
正直言うと、歳のせいですかね。
高速とか走ってて、向かい風に負けちゃうんですよ。
若いころは俺は負けない。 いや、たとえ体が疲れたとしても、心は負けちゃいないぜ。
そう思ってました。
でも、雨降ったらサクッと雨宿りに入りますもん。
帰れるなら、そのまま帰っちゃいますもん。
少しでも風よけになればいいかな。そんな気持ちがあったのは事実です。
しかしそれでも丸目ネイキッドに乗り続けて云年。まあ、このままでいいや。
そんな時にです。バイクにドライブレコーダーをつけよう!と思いました。
万が一の事故に備えてという理由と、ツーリング時に見かけるステキな景色を紹介できたらいいなという理由からです。
で、いろいろ調べた結果、2台のドライブレコーダーをつけることになりました。
Biker EliteとDV188です。
DV188は前後2台の同時録画が最大のメリットで、リアカメラとしても使おうと思ったのです。 で、このDV188がクセモノでした。
カメラはもちろん防水なのですが、モニター部は防水ではないのです。
え!使い勝手の悪い。
調べてみると、後継機であるDV688はモニターも防水仕様であるものの、カメラが少し大きくなってしまっています。(と、DV188を購入した後で知りました)
夜間や雨天時の画像解像度からして、あくまでサブカメラとして購入を考えていたので、値段も考えるとDV188となりました。
じゃあ、防水ではないモニターをどうするか?
ということでビキニカウルを取り付けて、その内側に設置しようとなったのです。
おまけに、このモニター部は外観が格好いいとはあまり思えません。
隠す意味もあります。 (あくまで主観です。メーカーさん、ごめんなさい)
カウル選び
いろいろ調べたのですが、カウルのお値段もピンキリです。
また、ビキニカウルではなくてスクリーンのみという仕様も砲弾メーターの見た目を損なわずにいいなとも思ったのですが、モニターを隠すという意味では、スクリーンの下部分は黒く塗装する必要があるかなと思いました。
で、結局あれこれ考えてなかなか決断がつかない頃に、ふと立ち寄った淡路島にあるライダーズカフェのオーナーに言われた一言。
「私カウルをつける時は、コケて割れてもいいように、安いものを買いました。」
そっか。とりあえず安めのものを購入して、どうしても気に入らなければ別のものをつければいい。
ということで、汎用ビキニカウルをとりあえず買ってみることにしました。
調べてみると、ZRX2につけようとしたところ、付属品の専用ボルトを使おうとしても幅が広がりすぎて使えないというレビューがあったので、その方もお勧めする、専用ボルトのつかないものにしました。
こちらです。
カウルの下に置いてある袋に入っているのは、エーモンのコルゲートチューブです。今回の話には関係ありません。
レビューをみていると賛否両論ありますが、自分の感想としては、この値段でこの仕上げなら大変満足できます。
なんといっても古いバイクですので、むしろカウルだけピカピカで浮いちゃっている感すら出てしまいます。
カウルを取り付ける前に
レビューを見ていて気づいたのが、スクリーンを留めているネジがさびやすいということでした。
近所のホームセンターへ行き、同じようなサイズのステンレス製のネジを探します。
残念ながら元と同じ黒いネジは見当たらなかったのですが、スクリーンのネジをアルミ製の金色や赤や青に換える方もいらっしゃるのです。
シルバーに換えてやったぜ!と思えばいいのです。
写真で見ると、ネジ下の部分がなんだか傷がいっているようにも見えますが、光の反射です。カウル、スクリーンともにとてもきれいな状態で届きました。
カウルの取り付け
カウル取り付け専用ボルトが使えないので、まずはヘッドライト内側にナットをボンドで接着します。
ボルトが通るスペーサー部もヘッドライト本体にボンドでつけておかないと、スペーサー部が空回りして、結局ボルト締めできない恐れがあります。 カウル自体はまず片側をボルト締めし、反対側を少し広げるようにしてつけると、さほど苦労することもなく取り付けることができました。
ステンレス製M8 45mmのボルトを購入して取り付けています。
カウル部分には、ゴムワッシャーの上から金属ワッシャーを、カウルの内側にも外側にもつけてあります。
ボルト2点締めだけだと、カウルは動きます。
走行中にガタガタというほどではないのでしょうが、手で角度を変えることができるくらい動きます。
もしかするとかなりきつめにボルトを締め付けるといいのかもしれませんが、あまりきつく締めすぎてカウルが割れたり、ボンドでつけたナットが空回りしてしまっては、今度はボルトを抜くことができなくなってしまいます。
そこで、ドライブレコーダーのモニター部の外側に5㎜厚のゴムを取り付け、砲弾メーター部とカウル部に挟み込みました。つっかえ棒代わりです。3点留めになりました。
正直言うと、注意してモニター部を操作しないとモニターが倒れてしまうのですが、走行するくらいなら特に外れることもないくらいしっかりとホールドできました。
気になる方は、両面テープで固定してもいいかもしれません。
店主は、モニター部の取り外しも考えて、ゴム固定にしました。マジックテープ固定もアリですね。
2018年9月27日追記
結局、マジックテープで固定しました。おかげで、操作中に謝ってモニターが倒れるということもなくなりました。
まとめ
汎用ビキニカウルは値段の割に、かなり満足のいく品質。
ZRXには、専用ボルトは使えず、ナットを内側にボンドで貼り付け。
ドライブレコーダーのモニター部をメーターとカウルの間に挟み込み。
カウル取り付け前
カウル取り付け後
愛車ZRX2のカスタム記録
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